学問・哲学

2009年9月17日 (木)

「1Q84」とりさこの「芸術学概論」

 ワル子から「1Q84」を借りたのbook

今、世間を騒がせている村上春樹の『1Q84』ですけれど、ワル子が読み終えたというの。
それで、誰かに貸すはずだったのを、特別に私に貸してくれたのshine
なにしろ、うちの母が読みたがっていたもので……sweat02
「時間かかってもいいの?」と聞いたら「うん、大丈夫paper」って言ってくれたの。
なんだか無理を言ってしまってごめんなさい、ワル子weep

 1q84

そんなワル子は、見かけによらず世界遺産とか好きなのね。
突然に「ナスカの本とかもってない? なんか読みたくなっちゃって」って言い出すのね。
TBSの世界遺産の番組も前は欠かさず見てたらしいし……。
モヘンジョ・ダロって世界遺産なのかなあ?」だなんて言い出したり。
そういう意外性がかわいいの、ワル子ってlovely
だから、私は図書館で一番面白いナスカの地上絵の本を借りてきてあげたの。
ワル子のためならなんだってする人だから(しもべなのでsweat02

 芸術学概論を担当しかかったりさこ

さて、いつもの元国立大学工学部情報工学科長のN博士が、世界の教育を無料化するプランの一環として構想しているネットスクール計画が始動し、コンテンツの基礎を作成するためにいろいろ思案中のこの頃……
ある日、先生に呼ばれた私は「ローマの代表的文学作品ってなんですかね?」と訊かれたの。というのは、先生は「芸術学概論」という講座を作りたいそうなの。
「そもそも、芸術っていうのはどこからどこまでなのかが問題でね」と先生も困っているみたいなの。世界共通のコンテンツなので、作品選びにもいろいろ配慮があって。
たとえば、ダンテの『神曲』はイスラム圏ではご法度だし。でも、ルネサンスの嚆矢となった文学作品だし……うーんthink
で、ローマ期の文学についてですけれど、識者に聞いたところ、なぜか『サテュリコン』を挙げる人がいたらしいのshock ヘンタイですかsweat01
私はウェルギリウスの『アエネイス』を推薦しておきましたpaper ローマ最高の詩人によるラテン文学の最高傑作という評価が定まっているから。
散文の分野ではラテン語のお手本とも言うべきカエサルの『ガリア戦記』があるのだけれど、「芸術」という範疇に積極的に入れるべきなのかどうなのか……。それを言ったらチャーチルの『第二次世界大戦回想録』もノーベル文学賞だし。だいたい「文学」って何?
極端な話、言語表現における「芸術」とは詩的なものだというのが最も限定された「芸術」の解釈なのね。
ちなみにウェルギリウスは『神曲』にも登場して地獄と煉獄を案内する役になっているの。

そんなこんなで、先生の趣味もあって「芸術学」という分野を立てようとしたわけなのですけれど、他にも美術や音楽もあるわけで、大変なの。
「誰か横断的に詳しい人がいないのかしら?」と私が困った顔をすると、先生曰く「りさこさんがやればいいじゃないですか」……
ええーっ、それはヤバイってばーshock
私は過去の芸術家とか、時としてほとんど評価してないから、興味のあることを中心に「芸術」を定義するタイプなのsign01 その主義主張ときたら、芸術的フリーメーソンもいいとこなのsign01
先生も「まあ、芸術家ってのは多かれ少なかれそういうとこがあるからねェ」……って、だったら私に頼んじゃダメsweat01

なお、すでに先生が情報工学科にいた頃に日本初のネット大学院は開講されていて、ふつーに学位が取れるシステムができていたの。じゃあ、今度は「国立大とは別に独立した完全オンライン大学院を作ろう」ってことで文科省に申請したら、いろいろあって「ダメだよ」ってことになっちゃったのねsweat02
そのあたりの事情が
東京大学教育環境リデザインプロジェクトのホムペにとりあげられていて、「んなことでチャレンジをやめちゃダメsign01」とお叱りの声が……(えーっsweat01
まあ、そんなこともあったのね。

 なつきさんがどこにもいないの……

machuさんには少しお話したことですけれど、私の大切なお友だちのなつきさんが12日を最後にいなくなってしまったの。
どんなに忙しくても、毎日、朝と夜にブログを見に来てくれていたのに、どこへ行ってしまったの?
もしかして、私、なつきさんを怒らせてしまったの?
でも、ふと、心配になってしまったの。
もしかして、事故か病気で……。
そう思った私は、新聞の「お亡くなり」の欄を13日までさのぼって調べてしまったの(本当にsign01
でも、それらしい人はいなかったし、一安心しているところなのだけど……。
なつきさん、お休みがないらしいの。
それでも、いつもならちゃんと自宅からアクセスがあったの。
なのに、ここ数日、ぜんぜんなつきさんに会えなくて。
大丈夫だといいのだけれど……weep

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2009年6月10日 (水)

前方後円墳、行ったことある?

 古墳さんと遊んできました

 相変わらず古墳さんと戯れている私ですpaper こないだ一時帰国した友だちからも「古墳とか行ってるの?」って訊かれちゃうほど、私は古墳が好きなのheart02

 昨日、会った元大学教授の先生(高校の先輩なの)にも古墳のお話をしまくったのね。ついには海を越えて韓国の公州市にある錦町古墳や宋山里古墳のお話まで……。教授曰く「うんうん、韓国も調査しないといけませんね」……って、私たちは何を調べているっていうのsign02 さらに古朝鮮語のデータベースを作るとか作らないとかいう話をして……。ちなみに、このブログでもおなじみの(って、勝手におなじみにするなぉsweat02)ビジネスアナリストの中川美紀さんも、この先生の講演を高校1年か2年の頃に聞いているはずなの。先生が母校に講演に来て、確か数学関係の話をされていったと思うのね(内容は忘れちゃったけどsweat01)。覚えてるわよね、中川さんsign02 もともと私と先生が知り合ったのも、モジュラス数学関連の話からだったのconfident ジョルダン閉曲線定理の完全定式化に貢献してポーランドの大学から表彰されちゃった先生と何してるのやら、私……sweat02

 さて、教授の教え子が台湾で回転寿司屋さんを始めて億万長者になっちゃったので、招待されてお寿司を食べに行ってきたっていうんです。教授も日本の会社と共同研究して半導体の基盤を組み立てるロボットを台湾に一台1億円で売ってるの(それがないと半導体のお仕事ができないんだってsweat02)。むしろ、食品から異物を確実に検知して取り除く機械を作るほうが半導体より100倍むずかしいって言ってましたbearing

 そんなこんななのだけど、なぜか私は教授と神社だの古代史だのの研究をしてるのね。といっても、お互いに忙しいのでなかなかお外に出られなくて……。でも、がんばって前方後円墳さんに行ってきたので、みんなもそのきれいな形に萌えなねpaper

 古墳さんって不思議でかわいいねheart04

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2009年6月 9日 (火)

古代の村へ行ってきたの

 古代の村、行ってきました

 みなさん、元気? 実は「大好きな人」に会いに行った時、同じ町にある古代の村へも行ってきたの。そこは「科野の里歴史公園」っていうのねshine 古墳時代にここを治めていたのは科野さんという国造(知らない人は高校の教科書を読むべし)たちだったと考えられているの。この人たちの一族の中でどうしたことか百済へ渡っちゃった人がいたの。そして、百済で上から四番目の官位をもらった人もいたのね。そういう人が今度は外交官になって「新羅が攻めてくるから援軍下さいsign01」って大王(知らない人は中学の教科書を読むべし)にお願いに来てるの。そして、最後に百済が滅んじゃった時に、日本へ亡命することになったの。その時、百済の官女3000人が次々と断崖から身を投げて死んじゃったのweep その姿がまるで花が舞い散るように見えたということで、その場所を落花巌と名づけたという伝説があるのcrying どうにか生き残った人たちは日本の船で逃げのびて、日本に帰化しました。人質として日本にいた百済王族の余善光という人がいるのだけど、この人の名前が善光寺の名の由来だという説がWikiにも載っているの。だけど「要出典」って注記されています。ちなみに出典は栗岩英治の『善光寺物語』という戦前の本だと思うな、私。マイナーすぎて誰も知らない説だけど……sweat02 テカ、絶版だな。

 善光寺の偉い人に聞きました

 今日、突然、知り合いの元国立大学工学部の先生に呼ばれたので、行ってきたの。そしたら、善光寺の偉い人で某宿坊の住職さんをしている人から面白い話を聞いてきてくれたというの。善光寺を代々守っている若麻績家の謎についてなの。実は『扶桑略記』を読むと、善光寺を開いた本田善光なんて人は出てこなくて、もともとは推古天皇10年に秦巨勢大夫という人が勅命で善光寺如来を信州に運んだと書かれているのね。これが最も古い善光寺縁起の形なの。推古天皇の頃の秦大夫って、秦河勝しかいないのだけど……。ということで、これは河勝のことを言ってるんだっていう説が戦前にあったの。大正11年の『善光寺史研究』という書物をいろいろ紐解くと、堂々と秦氏信州入植説が展開されてるの、なんか当然の前提として。そこで「あの、若麻績さんって秦氏なんですか?」とゆー超ダイレクトな質問をぶつけてもらったのね。そしたら、お坊さん曰く「うーん、知らないです」……って、ええーっsign02 ただ、本田善光の子孫だという認識でやってるんだってsign01 いや、だから、本田さん伝説はもともとはなかったんだってばsign01 私は本田さんとされている人物の正体が知りたいのsign03 でも、歴史家もその件については答えを出せていないんです。若麻績家は謎の一族なの……。あと、善光寺に関するとんでもない真実が明らかに……ここではお話できませんけどsweat02 チベットを擁護して聖火リレーをボイコットしたお寺としてチベット仏教界でも一躍有名になっちゃった善光寺には、ダライ・ラマがくれた仏像さんがいるみたいなの。見に行こうかしらsign01 あと、実は私も秦氏系の人なの、名字が……。「大好きな人」に会いに行った時に通った近くに秦氏が住んでいたという説もあるのね。マニアな人にはたまらない不思議なお寺なの……shine そうでなくても、このあたりって百済との関係がとても深いところだったのね。もう、日本ではレアな百済系古墳がウジャウジャ……それはもう、異様な数なのsweat01 

 だから、みんなも勉強に行こうねpaper

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2009年6月 8日 (月)

中川美紀さんとかのこと

 高校時代のお友だち夫妻に会ってきたの

 みなさん、私、まだ生きてますsign01 忙しくて更新が遅れちゃってるだけなの。で、いきなり本題ですが、私、こないだの5日に高校時代の同級生でアメリカで理学博士さんをしている人に会ってきたのshine なんと、今回は奥様と娘さんも一緒に来日してるのね。初めてお会いする奥様(韓国人)にちょっと緊張気味の私。だって、奥様もアメリカの大学の研究者だし……って、まさか、全会話、英語sign02 うっわあ、英語なんてもう1年以上も使ってねえ……

 古代の話をしてしまいました

 実は私、急に朝鮮半島の古代史とか古朝鮮語に興味をもってしまっていたので、奥様には訊きたいことがたくさんあったの。そしたら、友だちってば「じゃ、通訳なしでがんばってpaper」とか言ってスタコラ行方不明に……。しょうがない、こうなったらあやしいハングルとかも駆使してがんばらなくっちゃと思い、ハングルで単語を書いて英語で意味とか訊いたの。そのうち話は複雑怪奇になり、最後には三国史記三国遺事花郎や未戸郎伝説まで出てきて……もぉ、わかんないから通訳カモンpaper さいわい、友だちがむずかしいのは全部訳してくれたから理解できたの。奥様いわく「歴史のテストを受けてる気分だわcoldsweats01」……ごめんね、いきなり初対面で1500年も昔のことを聞いたりしてsad なんでも奥様の叔母さんが日本研究家らしいので、またいろいろ聞いてくれるって言ってましたconfident 奥様、「よりによって私に聞くなんて、あなた、まちがった人に質問してるわよsweat01」なんて謙遜してたけど、ううん、私はいいの。とても楽しかったからheart04

 で、例によって「英語、お上手ですね」ってお世辞言われちゃいました……。ハァ、いつもそう言われるけど、それは見かけだけで、私はペラじゃないって何度言えばわかるのannoy

 中川美紀さんのこと

 で、今回帰国したお友だちと中川さんのことをお話したの。中川さんは高校時代のとなりのクラスの子で、こないだ角川から『〈女性職〉の時代――ソフトインテリジェンスの力』という本を出したのね。テレビに出たり講演したり……。

 そしたら、お友だちが言うんです。「中川さんって、O中の生徒会長の中川さんじゃないかなあ」……。ええーっsign02 お知り合いなのsweat01 その友だちも同じ通称O中で生徒会してたから、それで覚えてたんだって(テカ、高校も同じなんだからふつーに覚えてなさいsign03)。テカ、中川さん、やっぱり昔からできる女だったのね……sweat02

 というか、私、なんか中川さんに見られてる気がするのsign01 ビジネスアナリストの中川さんのことだから、自分の情報もアナリシスしてると思うの、きっとsign03 だって、「中川美紀」で検索すると、このブログがわりと上位でヒットしちゃうんですよ、Googleでsweat02 中川さん、ごめんなさい。私はただのとなりのクラスの冴えない生徒さんでした……(ウソ。変人でしたdash

 ゲーム音楽家さんのこと

 あと、前にコナミにいたゲーム音楽のカリスマのお話、覚えてる? 今では退社して好きに音楽をしてると思うのだけど、クラシックに造詣が深く、ピアノの名曲をいくつも残してマニアの中では伝説化してる人なの。

 その人って、高校時代に私と音楽関係上のお付き合いがあったS氏のことだと思うのだけど、事情に詳しいY氏ったら、手紙で訊いてもお返事をくれないのannoy そこで、帰国した前記のお友だちに訊いてみたんです。そしたら「ああ、たぶん、それ本人だと思うよ。前にどうしたわけか手紙をもらって“コナミに入る前、やりたい仕事が思うようにいかなかった時期があって、いろいろ悩んでいた時に、君からあきらめないように励まされたおかげでがんばることができた”って書いてあった」って言うのsweat01 ええーっ、じゃあ、あなたのおかげだってゆーの、彼がカリスマになれたのはsign02 たしかにあなたたちは同じクラスで仲良しだったからそういうこともあるかもだけど……でも、全然知りませんでしたdash

 そっかー、私のお友だちたちはみんながんばって偉くなったんだshine あれ、でも私はどうして偉くなっていないの? おかしいですよね、私だけsweat02 でもでも、もしかして私が一番の大物だったりしてsign02 そりゃ大変だdash

 みんな、体こわさない程度にがんばってねーpaper

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2009年1月17日 (土)

お魚、食べなぉ!

まずはコメ返だぉ

 machuさん、いつも動画に出演してもらってごめんねsweat01 コメとコメ返、ここで見れます。machuさんは怖い場所とか危ない予感とかに敏感なんですねsign01 どうしてわかるのか、それが不思議ですよね……。

 そんなわけで、今回は私の半生をふりかえる(?)元職場界隈の豪華映像を一挙公開ですsign03 って言っても、古いデジカで撮った映像なので、なんだか繁華街なのに暗~いのねsweat02 でも、雰囲気だけでも楽しんでくださいね。machuさんが「コワイ」と言ったあの場所も撮ってきました。もう一回、確認してみて……。なお、拡大版こちら。字幕は拡大版じゃないと読めないから、ぜひ見てね。

 うちの家族はこんな感じ

 最近、象徴=形式の問題を論じていますけれど、私によれば、存在には四段階があると思うのね。つまり、直接存在→自覚存在=実存→象徴=形式→古典=制度という順番で、次第に絶対性から遠ざかっていくんです。ちなみに直接存在は人間の意識という「形式」では捉えられない事物の様態(例えば、光速のゼロインターバルからわかるように時間も空間も本質的には実在しないのだけど、それを人が意識することはできない)のこと。次の実存というのは主観や意識、象徴というのは実存的内容を何らかの「形」にあらわしたもの、制度というのは定式化された「形」をむりやり万人に適用するものをいうのね。

 ちなみにうちの母は「制度を盲信してる」派なのね。父は「制度が正しかろうがまちがってようが、決まりなんだから守ってればいいんだ」的な形式派なのね。私は「合意できない制度なんて破壊してやる」派なんです。たとえば、母が「新しいキッチンがほしい。家族生活にはそれが大事」と考え、父は「そんなのいらないけど、反対してもぐちゃぐちゃ言われるだけだからキッチンを新しくするか」と考え、私は「そんなのより、そのお金でアフリカの人を助けよう」的に考えるのね。すると、母から怒られるんです。「なんであんたはいつもそうやって嫌味を言うのannoy」……いや、嫌味じゃなくて本心で言ってるのだけど……sweat02

 貨幣経済って典型的な「制度」なんです。制度には常に無駄が生じるんです。昔のアテネ市民は何百年もお祭りをしているうちに、ついに自分たちが何の趣旨でおかしな祭りをしているのかもわからなくなっていたというけど、制度ってそんなものなんです。たとえば、お魚が釣られて食卓に並ぶのだけど、食べないで残す奴、いるんです。私が「だったら最初から買うなぉ。食べないなら釣るなぉ」って言うと、母は「そういうもんじゃないでしょannoy」って聴く耳をもたないんです。ここでお魚の運命を考えてみると、まずお魚って食べる必要がないんです。食べなくても漁師さんに釣られて売られるだけで、漁師さんはお金を手に入れて目的を達成できるんです。釣られたお魚はどうなるかというと、居酒屋さんに運ばれて、そこで酔っ払いたちに刺身として出されるのね。酒飲みってほとんど料理には手をつけないんです。でも、何も頼まないわけにはいかないので(これも悪しき「制度」)、幹事さんが気をきかせて(これも悪しき「制度」)いろいろ頼んでくれるのね。で、お魚は誰も手をつけないまま放置され、最後には酔っ払いが灰皿と間違えてお魚の上に煙草の灰を落としてくんです、かわいそ……weep 

 で、ここで私は思うんですけど、お客がお魚を食べなくてもお金が漁師さんの手に入るんなら、お魚を殺す意味ってなんなのかってことなんです。テカ、漁師さん、お魚を釣る必要さえないんです。てことは、働かなくてもお金が手に入るはずなんです、本当は。でも、「働かないとお金が手に入らない」という「形式」にしばられてるんです、みんなが。だから、殺さなくてもいいお魚まで殺してるんです。お魚の命をお金という記号に置き換えて、その記号自体が目的化しているんです、このケースでは。制度や象徴が実存を侵害してるんです。人間に置き換えたら大変なことになるのだけど、みんな制度を盲信しているので、何とかして今のお金社会を守らなくちゃ、と思ってるのね。形だけ働いていて、本当は無駄だらけっていうこと、多いと思う。それもこれもお金の流れを操作するためのバカな仕事なんです。同じように、道徳とか倫理の中にも、一部の人たちの自己満足の押し付けみたいなのがあるのね。それを統制行動というのだけど、そのお話はまた今度。ハァ、私たちって一体だれのための誰が決めた道徳やマナーを守らされてるのかしら? もっと疑ったほうがいいぉ、ぜったい……think

 星桜さんがいない……

 星桜さん、どこへ行っちゃったんですか!? また風邪ですか!? テカ、企画はどうなったんだろうね、一体……みんな、書いてる? それはそうと、動画から曲だけ抜けましたか? 抜けたらやりかた教えて……paper

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2008年11月25日 (火)

シカゴに調律師は何人いるの?

 ギャラリー、つくりました☆

 すぐ右の「ウェブページ」の欄にギャラリーを置きましたshine 絵や小説の原作原画など、いろいろなものが置いてあるので、立ち寄ってみてくださいね<(_ _)>

 これは入社試験なの?

 「シカゴに調律師は何人いるでしょうか?」という設問にどう答えるか――そんな問題、よく聞きますよね? 最近、大手転職サイトさんが「地頭力」というテーマで、そんな話題を取り上げていました。近頃、ビジネスの現場で話題になってるみたい。何年か前にマイクロソフトの入社試験にこれに近い口頭試問があったとかって聞いた覚えがあります☆(うろ覚えですけども)

 ちなみに答えを知りたい方は「転職サイトDODA」をクリックして、そちらで答え方を勉強してくださいね。なお、私は現実にからっきし興味のない人間なので、調律師の数をどう数えようが勝手にしてください、と答えます(そして「このたびは貴殿の意に沿うことができず、申し訳ない結果となってしまいましたが」みたいなお手紙が届くのねweep)。

 さて、私の会社なら入社試験は「人々は下流生活を続けるべきかどうか」ですねgawk この問題は正しい答えじゃなくて考え方のスキームを構築できるかが問題なのだから、とりあえず仮定の中で返答すればいいのね。

 そこで「当面、世界の富は有限である」「大部分の人間には理性や良心が備わっている」と仮定しましょう。さて、下流の人がそこから脱するには、(a)自国経済全体が成長する、(b)中流、上流が占有する富を分配する、(c)他国から富を収奪する、(d)通貨の安い他国に移住する、の4択なんですね。でも、人間には理性があるから、(c)は無理なんです。(a)にしても、ただでさえ貧困地域があるのに、その上、自国経済を発展させるには、有限な資源をどこからか取り返すか収奪するしかないから×。(d)は円の力をバックにして物価の安い国で食糧買い占めたりするのと同じだから×。うんうん、理性ある人間の答えは(b)かー……、って、それは社○主義!? いやいや、社○主義は葬り去られたはず……。

 そっか、前提がいけないんだ。「大部分の人間には理性や良心がある」がまちがってるんだ☆ いやいや、「世界の富が有限」なら、なんで世界の金融資産がGDPの4倍にふくらんでるってゆうの!? あんなの、どうにだって作れるんだから、信用取引なんて。いったい、ないのはお金なのか、信用なのか、物資なのか、それとも理性なのかが問題なんです。 とりあえず、信用と理性はないですよね、ぜったい。みんなが欲望を満たそうとがんばれば、その分、社会がよくなるっていう非科学的な発想は今時ちょっと……。あ、そうか、この手の問題って科学性とか数字の正確さを問うものじゃないから、論理が大事なんだ☆ 

 「人間には理性がない」という前提だけでもだいぶ問題は前進です。とりあえず社○主義共○主義の誘惑からは逃れられる……フゥ。次いで「理性がないから自国のために資源を収奪してでも経済問題を解決する」もOKですね☆ だから生活レベルを落とさなくても大丈夫shine でもでも、それだと法律と矛盾しちゃうじゃないですか? だから、法律では良心とか道徳を規制しないんです。「法は誰でも守れる最低限度の規範」なんだから。やばかったら変えちゃえばいいんだし。そうだ、忘れてました、「人間には理性がない」という初期条件を……ケダモノだweep

 とりあえず、ほったらかしの共○主義もある意味の「コモンズの悲劇」なのだけど、資○主義の「努力だ、成長だ、発展だ」みたいな倫理も、「囚人のジレンマ」なんです。お金を手放せなくなってしまった悲劇、成長にしがみつく悲劇――成長や努力自体が平和を妨げているんです(Wikiでは核兵器の喩えが使われています)。

 ハァ、そうとも気づかず、私は子どもに「人より努力しよう、そしたら報われる」なんて愚かなことを教えていたのね……。報われた分だけ、人殺しの仲間になっちゃうとも気づかずにweep 努力の方向性がいけないというより、人間は罪を犯さずには生きられないという自覚を学ばないと。

 究極的には、谷川俊太郎が『この星と、ともに生きていくために』で言ってることみたいになっちゃうのかも……。同じ言葉を、私は知り合いの数学者からも聞きました。

 ヒトが滅んでも地球上の生物が滅ぶわけではない。むしろ地球をひとつの生態系として見た場合には、ヒトの滅亡こそが”地球にやさしい”ということになりかねない。ヒトがその発生のはじめから反自然に向っているのは明らかだから。文明はヒトには恵みであるかもしれないが、自然に対しては罪なのだ。

 環境を語る言葉が急速に力を失いつつある。誰もが自分のエゴイズムに目をつむっているからだ。エゴイズムは一人ひとりの個人にひそむとともに、国家という集団のうちにも、種としてのヒトという集団のうちにもひそんでいる。

 人間がひとりもいない地球を地球を夢見ること。むしろそれがすべてのはじまり。

     (谷川俊太郎『この星と、ともに生きていくために』より)

 なんだか宮崎アニメみたいな話になっちゃいましたね。もっとも、人間にとっては、地球なんかより人類の存続のほうがはるかに大事なんだけども。同じように、「罪にまみれた人類なんてどうでもいい、もう地上から消えたい」という人もいると思うんです。でも、許されないんです、それは。「人類の存続は絶対」という仮定(この仮定を正当とする根拠はないけれど)の中での議論だから、それ以外の自由はないんです。だから、人類であることの罪悪感に耐え切れなくなる前に何とかしないと、人類そのものを罰しようと決意する人が出てきても、私はおかしくないと思うなtyphoon

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2008年10月28日 (火)

黄金連鎖~四福音書連続註解

 この頃の私のブーム

 私の中でこないだまでブームだったのは、無限次数のヒルベルト空間……(以下略)でしたけれど、今月は聖書を熟読しています☆彡

 聖書って推理小説やサスペンスみたいなんです。伏線がちゃんとあって……。実は、それが私の人生の伏線だったりして。えーっ、私って聖書で預言されるほどすごい奴だったの!? …なわけないですよね、フッ。でもなんですけど、私の春の新刊小説では、マルセル・デュシャンの難解な作品が聖書とどう結びついているかという謎とともにストーリーが進行するんです。ぜひ手にとっていただけると嬉しいですhappy02

 なお、最近は十二小預言書を読み返しています。先週はひたすら四福音書ばっか読んでましたけども……。でも私、聖トマス・アクィナスの「四福音書連続註解」(黄金連鎖)って、まだ読んだことないんです。読まなくっちゃ^^ なお、これは余計なことですけども、トマス福音書(グノーシス派の疑いが濃厚なナグ・ハマディ文書の一部)も読んじゃいました。異端ですね、私。

 神さまを見ちゃった人たち

 私、聖トマス・アクィナスって大好きなんです。その人生が大好き☆ 貴族の家に生まれ、大修道院の莫大な財産を相続することを期待されながら、それを無視して「乞食修道士」と呼ばれたドミニコの托鉢修道会に入った聖トマスなのだけど、家族は「うちの貴族の家名に泥を塗るのか」とか「家のためにモンテ・カシノの大修院長になれ」とか勝手ばっか言うんです。

 キレた聖トマスは「人の敵はその家族である」というイエスの言葉をもとに「修道会入りに反対する家族は敵だ!!」という論文を書くんです。生涯にわたって無欲で、大学者でありながら、おごることがなく、どこか常識がなくて憎めない聖トマスの生涯は、私の憧れでもあるんですlovely

 彼は、その完成を大いに期待されていた『神学大全』を執筆しながら、最晩年のある日、突如として法悦に入るんです。そしてさめざめと涙を流し、「私が見たものくらべれば、私の書いてきたものなど藁くずのようだ」と言って、突然に断筆してしまうんです。

 彼、人生の最後に何を見ちゃったのかしらthink それってミステリーなんです。ジャンヌ・ダルクもそうでしたよね。自分が見たものについて何も言わなかった……。

海外ドラマ「ジャンヌ・ダルク」(声・小川範子)みたいに……。ジャン・ピエール・コーション司教が、罪に苛まれるあわれな聖職者って感じで、何ともいい味を出してて……(それってミラ映画のほうでしたっけ?)。

 ジャンヌ、ミカエルのお告げについてウソついちゃうんですね。じゃないと司教さまが祟られちゃうから(?)。天使と約束したんです。「何があっても見たことは言っちゃいけない」って……。最後までジャンヌは見聞きしたことを秘密にして逝っちゃいました( ; _ : )

 聖トマス・アクィナスも何を見たのかよくわからないんです。でも、とつぜん「神学大全」の執筆をやめちゃうほどの何かを見て……。ついでに神さまの取り計らいで亡きお友だちの幽霊も見ちゃったらしい(-_-;)

 私はそれをもとに『ロッカセッカの白い薔薇』という罰当たりなフィクション小説(ファンタジーですね)を構想して、プロットだけ書いて中断しました。聖トマスと師アルベルトゥス・マグヌス、それにロジャー・ベーコンなんかが出てきて(ここまで読んで「錬金術の小説だな」とわかった人、それなりに学がある方ですね)……。錬金術でインコラプティブル(不朽の肉体)を造ろうとするファウストみたいな話の予定でした。実に薔薇十字的な……shine

 にしても、あのコーション司教、最高の役どころでした☆

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2008年10月 8日 (水)

都市伝説ブログ、紹介しますね

みなさん、こんにちは☆

恐怖の都市伝説ブログ「見えざる虚実 2」を紹介しますね。

もともとは現役高校生があれこれ語る場だったのですけれど、

それも含めて、ちょっと普通じゃない、

どうでもな情報をお話しする場として、リニューアルしました。

ふしぎなお話満載なので、たまに立ち寄ってみてくださいね<(_ _)>

クリヤマアイコのお話のいきさつなども少し書いてありますから。

それにしても、CP対称性の破れを研究する小林-益川理論、

ついにノーベル物理学賞、とりましたね(^о^♪

次はさらに前進してCPT対称性も破ってほしいです(*^∀^*)☆

すばらしい快挙ですね!!

おめでとう、先生たち。

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