映画・テレビ

2009年10月20日 (火)

私の「不毛地帯」

 「不毛地帯」、始まったねtv

山崎豊子原作の『不毛地帯』、みなさんは観てないですよね、きっと。
このブログに出入りしてる人って、そーゆーの興味ない系ですから(失礼sweat01
芸術家とかをろくすっぽ尊敬していない私にしては珍しく、山崎豊子って評価してるんです、私shine
資料をそのまま作品にしてるとか、パクってるとかっていろいろ言われてますけれど、できあがった作品そのものは素晴らしいと思うの。パクったかどうかは知らないし、私には関係ないから。
でも、著述業とかしてるとわかるの。資料をそのまま話にしちゃったほうが空想で書くより面白いってこと……まさに事実は小説よりもナントカっていう、あれなのthink
大地の子』とか『白い巨塔』とか、みなさんは観ませんでした?
『白い巨塔』は私の教え子さんたちも好きで観てたの。女子高生の
あや(私の某私小説的な小説に出てくるあの子sign02)はテーマ曲の『Amazing Grace』が大好きで……あれってケルティック・ウーマンにも参加していたヘイリー・ウェステンラが歌ってたの。YOSHIKIのクラシック版をプロデュースしたサー・ジョージ・マーティンビートルズのプロデューサー)にもかわいがられてたの(でも、私は彼のアレンジした『Tears』のクラシック版は駄作きわまりなかったと思うけども)。
さらに今は女優をしてるみー子財前が好きでねぇ……そうそう、『不毛地帯』も財前を演じた唐沢寿明が主演なのheart01
唐沢寿明、私も大好きなのlovely あくまでも役者として……実際の本人はかなりの変人さんだからねsweat02 でも、すごい俳優さんなの。
なお、ワグネリアンの私は劇中で財前が口ずさんでいた「タンホイザー」に酔いしれていました。「んーふーーーふーふーーー」ってnote
また東教授の揺れる人間像がなんとも……

 「不毛地帯」に共感しちゃってる私

ドラマの主人公の壱岐正は元大本営の作戦参謀という日本の頭脳を集めたエリート集団さんたちの一人だったのね。
関東軍に降伏を承諾させるために派遣されて、負傷した部下を飛行機に乗せて、代わりに自分はそのまま満州に残って、将兵たちと運命をともにしたの(インドネシアの今村均みたいに。水木しげるは今村の人柄を評価しているから、えりこふさん後白河さんからどんな人かお話を聞いておくといいぉwink)。
んで、壱岐は悪のソ連軍に捕まっちゃって、いきなりシベリア抑留……天皇をかばって「事実でないことについて証言はできない」と東京裁判での証言を拒んだりなんだったりした関係で嫌がらせを受けて、ひどい目に……(あくまでドラマですけど)

11年後、ようやく解放された彼ですが、防衛庁への出仕を断り、民間で生きていくことを決意して商社に入るの。近畿商事の社長に頭脳を見込まれて。
ところが、ぜんぜんお仕事ができないのねsweat02
関西のやなオヤジには嫌味言われて馬鹿にされるし……
根が真面目で礼儀正しい彼だけど、内心では屈辱を抑えるのでいっぱいなのweep
なんか私も悲しくて……だって、私も転職で同じような扱いをされた経験があるからcrying
もう、完全に入れ込んじゃってる私は、その後、防衛庁と結託して航空機の調達で辣腕を振るうであろう彼の逆襲に早くも期待しまくっているのlovely
やれー、やっちゃえーっ、って。
彼、今は本当に居場所がないの。
だけど、ようやく自分のやれることが見えてきたところなの。
そんな『不毛地帯』第1回スペシャル、泣けましたweep
官僚たちの夏』の次はこれだな、ウンhappy01

でも、『官僚たちの夏』って、むずかしすぎるなどの理由で視聴率が伸びなかったみたいなんですよね……おもしろいのにdash

秋の気になるテレビドラマは?参加数

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2009年8月18日 (火)

「硫黄島からの」の栗林中将も先輩なの

『硫黄島からの手紙』、観てしまいましたweep

 15日、MariaのPV用の映像を二時間半の強行スケジュールで撮影し、くったくたになって帰宅した私。何気なくテレビをつけたら渡辺謙が出てたのsign01 まさか、これは全米が感動してしまった『硫黄島からの手紙sign02 というわけで、見てしまったの……。

 実は栗林さんも先輩なのsweat02

 奇人変人が多いことで有名な私の母校(高校)ですけれど、「硫黄島からの」の主人公(二宮くんではなくてannoy)の栗林忠道中将(正しくは大将shine)は先輩に当たる人なの。やさしくてかっこよくて頭が良くて……でも死んじゃうのcrying 映画では、最期は一瞬なの。胸に短銃を当ててそのままあっけなく。それまで生き生きと指揮を執っていたのがウソのように、簡単に動かなくなってしまうのweep 

 私と栗林将軍の言うに言えない秘密

 戦後、米国から最も高く評価された栗林忠道なのだけど、日本ではすっかり忘れ去られていたのね。そんな今からウン年前のある日、高校一年生だった私は、学校の仕事で校史をひもといて精読していたの。そしたら、最後のほうに栗林忠道に関する記述を見つけたのね。当時はまだ誰もそんな人のことは知らなくて、私もまさか後にこんなに脚光を浴びるとは思わなかったのだけど……。

 その後、戦時中の母校の様子を聞き取るために卒業生のもとを訪ねた私は、栗林大将のことを聞いてみたの。そしたら「君は栗林大将を知ってるのかい? 彼は母校の誇りでねshine」とおどろいていたの。一体どんな人なのか、興味をもった私は、本を買ってみたの。当時はまだ栗林の評伝なんてない時代だったので、なんとなく、陸軍関係の本を探してみたの。そしたら、ありましたhappy01 そこにはヒューマニズムあふれる栗林の姿が……confident その本をいま図書館で読めるのは、私が購入したからなのね。後輩の人たちがあの映画を見て興味をもったなら、それを読めばいいの。でも、当時、彼が本校の卒業生だったということを知っていた在校生は私一人だったと思うなthink

 それと、実は私と彼の関係って、高校の先輩後輩というだけのものじゃないの。ここではいえないけれど、実はまだ偶然の縁が続いていて……でも、内緒paper

 その後、映画のおかげで彼が母校OBだということが内外に広く喧伝され、私の教え子だった女子高生も「栗林中将って先生の先輩なんでしょう?」って聞いてくるの。うんうん、そうなの。でも、当時あの映画を見てなかった上にちょっとまだ右っぽかった私は(えーっsweat01)、もしかしたら、戦争を賛美するような発言をしてしまわなかったかどうか、ちょっと不安なの……。みなさんもあの映画を見れば「ミミズさんを食べながら洞窟の中で何日も戦うなんて私にはできないsign03」って思うと思うの。そうだね、そんなのやだよね……そんなことをくりかえさないようにしないとねweep

 その他、将官クラスの軍人さん(軍医中将ふくむ)や大東亜大臣、果ては東条英機の主任弁護人から北村弁護士まで、そっち方面で気合の入った卒業生には事欠かない私の母校さんでしたsweat02

 そんなこわもてぞろいの卒業生の中で中で、美人さんのビジネスアナリストで売り出し中の中川美紀さんは、私とはクラスが隣同士だったのheart02 でも、中川さんと比べて私の落差って一体……coldsweats02 でも、いいの。どうせもとから私なんてただの変態さんだからhappy01 

 PV、あとちょっとなの

 まずはメイキング映像から見ていただく予定なの。私とかMariaとかが何かを語ったり、作業をしていたりする貴重な舞台裏も見れるからねpaper テカ、「この人たち、おかしいんぢゃないのsign02」的な言動には目をつむってください、お願いだから……

 テカ、machuさんを励ますためなんだからね、これsign01 ……と、他人を口実におかしなPVを作り続ける卑怯な私でしたsweat02 たまにはまともな番組も作らないとダメですよね? やっぱ希さんの巨大仏画制作ドキュメンタリとかしかないぉ……。そんな希さんには『sad』という新作があるの。少女漫画みたいできれいなのshine 希さんは漫画を描いていた人でもあるのね、実は……

 では、Mariaのお尻、お楽しみにpaper(やめなって、そのお下品な言い方sweat02

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2009年1月26日 (月)

アニメ「鬼○丸」の村をPRするお仕事の件

 まずはメール返です☆

 星桜さん、いつもメール、ありがとねheart04 爽さんも私の企画小説PVをホムペに載せるお仕事、お疲れ様でしたsign01 オロチ丸さんもがんばってくれたみたいで、みんなで協力して明日の未来のために突っ走ろうね(どういう趣旨なのか……sweat02

 ちなみに、星桜さんに私の年、バレた……weep でも、みんなには教えないからねsign03 ハァハァ……dash 最近、少し私の過去とか語りすぎたみたいだわね。ヤバイ……sweat01

 有名漫画の舞台となった村へ行こ?

 えっと、ネット友だちのbarthさん(現在行方不明?)から勧められた『鬼○丸』ってゆー漫画があるのだけど、みんなは知ってる? アニメにもなったらしいぉ? 今日、お仕事の関係で『鬼○丸』の舞台となったN県鬼○○村(えっと、字は変えてあるけど、あからさまにN県の旧K村のことなのね?)の観光振興会長さんとコーヒーを飲みながら一時間半ほどお話してたのね? 紆余曲折の後、会長さんは 「りさこさん、そんなわけで、観光に結びつく何かいいお話はないかい?」 と私に聞くのね。私も旧K村が好きだし、5月に出る新刊小説に続く続編の舞台の候補地でもあることだし、いろいろお話はしたのだけど、私自身がむしろK村について知りたいのね? でも、帰り際に思い出しちゃったんです。「あ、そうだ。K村を舞台にしたドロドロの漫画、あるんですぉ?」「えっ、ホントかい? 私は初耳だよ」……てなわけで、さっそくネットで調べると、『鬼○丸』のwikiの記事が出てきたのね。会長「うほっ、これかい。ほぉ~鬼○○村? って、ここのことかい!? なんだかすごい場所にされてるね、ここ。とりあえず、立場上、さっそくDVDを購入して観てみなくっちゃ……」って、ええーっsign02 観たら気に入っちゃったりして……。とりあえず、YouTubeで『鬼○丸』の動画を発見したので、貼ってみますねpaper

 この鬼○○村なんですけど、例の「赤い橋」の道をまっすぐ行った谷にある村なんです(今は合併されて市の一部ですけど)。本当に静かできれいな村なんです。途中の道も本当に魂を清めるにふさわしい巡礼路なんです。有名なZ寺の西の山間部って、実は一帯が巨大な霊場になってるんです。Z寺は今年がご開帳で、4月から1ヶ月間もイベントなのね。善男善女が500万人くらい来ちゃうんです。でも、鬼○○村には誰も来ないって噂があるんです。私の考えでは、四国八十八箇所みたいに、Z寺から歩いて西方の峰々をめぐって巡礼すべきだと思うんです。すごく辺鄙なところだけれど、それだけに制度化された宗教とは違う、本当の巡礼ができると思うのね。都合のよいことに、ちゃんとお遍路できるように霊場もあるんです(ただし、鬼○○村へは続いていないんです。途中の分かれ道から別の山へ入っていくんです。きちんとした札所もあれば、祠とか道端の石仏だけのところもあって、すごく精神的なんです。大きなお寺とか名所とかを見て歩く物見遊山じゃないんです)。

 私は鬼○○村方面へと続く国道××6号沿いにも一大霊場が成り立つと思うのね。山の中なのにいろいろあるんです、実は。ただ、人が歩ける道じゃないんです、基本的に。気をつければ歩けるけれど、ある意味で命がけsweat02 でも、そこには魂をひきつける「形」があると思うんです。心に強く訴えかける場所がたくさんあって、私たちはそれを個人個人の聖地にしてゆけばいいのね。その気になれば、自分を振り返るための場所っていたるところにあると思うんです。それを私たちが見出しさえすれば。ワグネリアンがバイロイト詣でをするように、私も私自身の魂の聖地を訪れて、一人でそこを散策するのが好きなんです。私の街にはそういう場所がいっぱいあるのね……shine

 関係ないですけど、私、『パルジファル』(ワーグナーの舞台神聖祝祭劇)のCDを一度流し始めたら、よほどのことがない限り途中で止めないっていう不文律をもってるのね。どこまで『パルジファル』を神格化してるんだか……sweat02 私も時間があったら、自分でそういうの作曲するところなのだけど(自分の魂を救済する用に)、今は睡眠時間さえ満足に取れなくて、本当に忙しいんです。今ももう寝そう……sleepy

 ちなみに『鬼○丸』に出てくる霊剣「鬼○丸」は、地元では「童子切り」と呼ばれる脇差としてお寺に伝わっているのね。よかったら拝みに行ってきてsign01

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2008年11月20日 (木)

ポール・ポッツに感動した私

 ポール・ポッツ、すばらしいです……

 今日はめずらしく感動体験をお話しますね゜゜(´□`。)°゜。

 基本的に、私って感動しない奴なんです(-_-;) 昔はけっこう感動したり、理想に燃えてたりしたのだけれども、そのへんの意味がよくわからなくなって……think 感動ってファッショな部分、あるから……。

 さて、普通、善いこととか素晴らしいことに人って感動すると思うのだけど、私ってわりと宗教的な人間なので「義人より悪人を」ってタイプなんです。幸せのハードルが低いので、それ以上に「もっともっと幸せに」という考え方についていけないのかも……。そんなことばかり書き綴ったのが私のR-18小説のほぼ全部……悲しい奴だな、私。でも、私はイエスの「貧しい人は幸いだ」「迫害される人は幸いだ」を信じてますshine 

 そんな私が理屈抜きに感動してしまった動画を、YouTube版とニコ動版(これがまた可笑しい……)でお届けしたいと思うんです。

 日本でもアンバボで放送されたから、読者の方もよくご存知だと思うのだけど、イギリスのオーディション番組でポールさんというアマチュアの方が逆境を乗り越えてオペラ歌手になるという感動のお話。「まるで映画のよう」ということで、本当に映画化されちゃうらしい。ニコ動にたまにウソつきのうさんくさい日本語スーパーがついていてまぎらわしいのだけど、ナレーターがモバイルフォン・セールスマンと言ってたから、携帯を売ってた人なのね。オーディションにくるまでいろいろな苦労があったのだけど、そこはWikiを見てください<(_ _)>

 私はポールさんの生い立ちとかあまり知らなかったのだけど、ニコ動を見てパソさんの前で大拍手してました! なんでだろう? 他人事なのに、どうしてか応援したくなってしまって。なにか純粋なものを感じてしまいました。もちろん、ここまで勝ち上がってくるような人には、多かれ少なかれ野心があると思うんです。だけど、アマチュアリズムってすばらしいと思うんです。プロだけが本物だって考え方はまちがっていると思うんです(それは私がデュシャン主義者だから? ここ、大事なとこ)。

 では、どうでもな私の解説はこれくらいにして、動画をどうぞshine

  ポール・ポッツのオーディション動画(ニコ動より)

  ポール・ポッツのオーディション決勝(ニコ動より)

  ポール・ポッツのYouTube動画まとめギターソロに酔いしれてより)

 私、むかしオーディションを勝ち抜く高校生バンドの漫画、描いたことあるんです。なんか、それとか思い出しちゃって。ちなみに、こないだ紹介した『あるピアノ少年の恋』は、ヴァーンフリート国際ピアノ・コンクレンツというコンクールが舞台なんです。今のところ、まだダメ男がミスコン女王の尻を追いかけてるだけの情けないお話なのだけど……crying よければ、どうぞ<(_ _)>

 ポールさんありがとう……

 そういえば、知り合いにポールってイギリス人、いました……

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2008年11月19日 (水)

企画小説、書くことにしました☆

 みなさん、こんばんは<(_ _)>

 「公安」というキーワードでこのブログに来てしまった方、ごめんなさい<(_ _)> 私は公安関係者ではありませんので、狙わないで……( ; _ : )

 さて、私はネット小説というものを勉強しようと思い、大手の「小説家になろう」さんの便利な制作ページを使って、いろいろと実験的に小説をアップしているのですけど、ちょっとした企画の関係者になった関係で、知り合いのオンライン作家の方を登場させるホラー小説を書くことになっちゃいました☆

 で、私、都市伝説をモデルにすることにしたんです。みなさんは、どんな都市伝説を知ってますか? 「かしまさん」とか「赤い部屋」とか「猫の亡霊」(?)とか、兵隊さんがなんだとか……。まあ、いろいろあると思うのだけど、今回は一部地域で勝手に都市伝説化してる(?)例のクリヤマアイコにかすらせてみようと思うんです。

 さて、当時まだ女子中学生だった3人の少女と、1人の男子生徒の間でまことしやかに語られてたクリヤマアイコのお話ですけど、うち1人は「こんなのもってたら呪われる」と言って、クリヤマアイコのお話を印刷した紙を棄てちゃいました。その後、勝手に一人歩きしたクリヤマアイコ伝説は、かなり未知な話になって某都市伝説ブログにも登場、今日に至るというわけです。でも、もともとそんなに怖くないから大丈夫☆ でも、このお話には、いろんな秘密が隠されているんです。言葉の意味がわからないと謎は解けない……

 私、怖い話が大好きなんですけど、ホラー映画とか見ても、ぜんぜん怖くないんです。しいて面白かったのを挙げると、邦画では、栗山千明ちゃんの『死国』、それから無名の女優さんが貞子を熱演していた『リング』(三浦綺音のほうじゃなくてです。でも三浦さんのもよかった……)。貞子役の女優さんをバラエティで見た時はショックでした……。私の中の永遠のヒロインなのに(-_-;)。好奇心に負けて見てしまいました。そしたら普通の人でした……

 で、私が最近注目しているのが森脇英理子ちゃんです( ̄▽ ̄) 私が注目した人って、大ヒットするか、死ぬか、ノーベル賞とるか、犯罪で逮捕されるかのどれかなんですよね……。おかげで森脇さん、最近、テレビ露出が増えてますね☆ その前に注目していたのは真木よう子真木よう子はすごいですよ!? 『SP』で認知度があがりましたね☆ でも、『ベロニカはもう死ぬことにした』が大事だったと思う……。

 ほかに何か、質問とかありますか? なければまた明日<(_ _)>

 おやすみ☆

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2008年10月28日 (火)

黄金連鎖~四福音書連続註解

 この頃の私のブーム

 私の中でこないだまでブームだったのは、無限次数のヒルベルト空間……(以下略)でしたけれど、今月は聖書を熟読しています☆彡

 聖書って推理小説やサスペンスみたいなんです。伏線がちゃんとあって……。実は、それが私の人生の伏線だったりして。えーっ、私って聖書で預言されるほどすごい奴だったの!? …なわけないですよね、フッ。でもなんですけど、私の春の新刊小説では、マルセル・デュシャンの難解な作品が聖書とどう結びついているかという謎とともにストーリーが進行するんです。ぜひ手にとっていただけると嬉しいですhappy02

 なお、最近は十二小預言書を読み返しています。先週はひたすら四福音書ばっか読んでましたけども……。でも私、聖トマス・アクィナスの「四福音書連続註解」(黄金連鎖)って、まだ読んだことないんです。読まなくっちゃ^^ なお、これは余計なことですけども、トマス福音書(グノーシス派の疑いが濃厚なナグ・ハマディ文書の一部)も読んじゃいました。異端ですね、私。

 神さまを見ちゃった人たち

 私、聖トマス・アクィナスって大好きなんです。その人生が大好き☆ 貴族の家に生まれ、大修道院の莫大な財産を相続することを期待されながら、それを無視して「乞食修道士」と呼ばれたドミニコの托鉢修道会に入った聖トマスなのだけど、家族は「うちの貴族の家名に泥を塗るのか」とか「家のためにモンテ・カシノの大修院長になれ」とか勝手ばっか言うんです。

 キレた聖トマスは「人の敵はその家族である」というイエスの言葉をもとに「修道会入りに反対する家族は敵だ!!」という論文を書くんです。生涯にわたって無欲で、大学者でありながら、おごることがなく、どこか常識がなくて憎めない聖トマスの生涯は、私の憧れでもあるんですlovely

 彼は、その完成を大いに期待されていた『神学大全』を執筆しながら、最晩年のある日、突如として法悦に入るんです。そしてさめざめと涙を流し、「私が見たものくらべれば、私の書いてきたものなど藁くずのようだ」と言って、突然に断筆してしまうんです。

 彼、人生の最後に何を見ちゃったのかしらthink それってミステリーなんです。ジャンヌ・ダルクもそうでしたよね。自分が見たものについて何も言わなかった……。

海外ドラマ「ジャンヌ・ダルク」(声・小川範子)みたいに……。ジャン・ピエール・コーション司教が、罪に苛まれるあわれな聖職者って感じで、何ともいい味を出してて……(それってミラ映画のほうでしたっけ?)。

 ジャンヌ、ミカエルのお告げについてウソついちゃうんですね。じゃないと司教さまが祟られちゃうから(?)。天使と約束したんです。「何があっても見たことは言っちゃいけない」って……。最後までジャンヌは見聞きしたことを秘密にして逝っちゃいました( ; _ : )

 聖トマス・アクィナスも何を見たのかよくわからないんです。でも、とつぜん「神学大全」の執筆をやめちゃうほどの何かを見て……。ついでに神さまの取り計らいで亡きお友だちの幽霊も見ちゃったらしい(-_-;)

 私はそれをもとに『ロッカセッカの白い薔薇』という罰当たりなフィクション小説(ファンタジーですね)を構想して、プロットだけ書いて中断しました。聖トマスと師アルベルトゥス・マグヌス、それにロジャー・ベーコンなんかが出てきて(ここまで読んで「錬金術の小説だな」とわかった人、それなりに学がある方ですね)……。錬金術でインコラプティブル(不朽の肉体)を造ろうとするファウストみたいな話の予定でした。実に薔薇十字的な……shine

 にしても、あのコーション司教、最高の役どころでした☆

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