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2012年10月24日 (水)

江藤浩之教授(京大iPS細胞研究所)の半生に学ぶ

36歳までグダグダだった江藤教授

先日、京大iPS細胞研究所(CiRA)の山中伸弥教授が
ノーベル医学賞を受賞し、話題となりましたが、
その臨床応用研究部門で長野市出身の江藤浩之教授が
主任研究員として活躍していることは、
地元市民の間でもそれほど知られていないのではないかと思います。
そんな江藤さんにスポットを当てた貴重な記事が、
信濃毎日新聞2012年3月11日付の朝刊記事「始発駅 信州よ」。
長野高校時代から血小板研究で世界的成果をあげるに至るまでの
経緯がまとめれています。

そこから読み取れる江藤さんの性格。
「好きなことに夢中になり、嫌いなことはやらなかった」(幼少期)
→「手に職をつけられそうだからと漠然と理系を選択」(高校時代)
→「勉強に身が入らずに早稲田大学理工学部を中退して山梨医科大へ」
→「医者になったのは、年を取ってからも働き続けられるという程度の動機から」。
→そして、36歳にして、たまたま留学した米国で血小板研究にのめりこみ、
ようやくライフワークが確定したという(記事より要約)。

記事中にある江藤さんの研究上の名言や
後進へのアドバイスもまた示唆に富むものですが、
むしろ、興味をそそられるのは36歳までの彼の人生。
もともと優秀で好奇心に富んだ性格だったに違いない江藤さんですが、
にも関わらず、30代の半ばまで、
どうもこれといって仕事に情熱を傾けることができなかった様子。
そういう人はあらゆる組織にごまんといるでしょう。
むしろ、その「ごまんといる誰か」の可能性を社会が見出し、
活用していくために好適なエピソードです。
ある組織で嫌々と仕事をしている人物も、
別の場所ではとんでもない才能を開花させるかも知れません。

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