« 2009年2月 | トップページ | 2009年4月 »

2009年3月

2009年3月30日 (月)

バッハとYOSHIKIの微妙な関係

 今日はYOSHIKIとバッハですshine

 みなさん、お久しぶりpaper ピアノ協奏曲の続きを作っているこの頃ですが(いや、そんなことして遊んでる場合じゃないのだけど、楽しいものだからsweat02)、今日は生時さんのコメにもあったバッハさんについて、私の体験談なども交えてお話しますね。ロックしてる生時さんは、の『ROSE OF PAIN』にも使われている小フーガが好きなんだってshine そこで今日はとてもめずらしい動画を見つけてきたので、ご紹介しますね(おどろくぉsign02

 うわー、浅田真央も尊敬する伊藤みどりが『ROSE OF PAIN』でスケートしてるsign02 って、なんかこの動画、前にも紹介したね、どこかで……sweat02 で、この動画のポイントはみどりさんじゃないんです。曲のオケ編なんです。『ROSE OF PAIN』のオケverってYOSHIKI公認のも含めていくつかあるのだけど、どれも駄作ぞろいなんです。そこへいくと、ここで使われてるのって、誰が編曲したのか、最もオリジナルの個性を殺さずにアレンジした芸術性の高いverなんです(完璧ではないけれど)。ロックを無理やりオーケストラの音で埋めたようなのとは違うのね。どうせやるなら、こういうふうに作らなきゃ、と私は思いましたthink ちなみにオケと共演してるオリジナルの『ROSE OF PAIN』動画を下に貼っとくね。長いから前半だけお楽しみ下さいshine ハンガリーのエリザベート・バートリーという悪女の極悪伝説に取材した曲なのね。私も小6の頃にお話で読んで「こんな悪い奴はやっつけないとannoy」ってマヂ思った……。machuさんが美貌を保つためにドモホルンリンクルをつけるみたいに、この人は若い娘の血をしぼりとってお肌につけていたのねdash いけない奴だ……

 それはそうと、この曲ってたまにライブだと下手~になっちゃうんですよね、Xって……後半でYOSHIKIがバテちゃうのはさておき、なんとなく全体にたるんじゃうんです、長い曲だし、ところどころむずかしいし(ギターが)。みんなもそんな動画を探してチェック入れてねgood 

 私はバッハ崇拝者なの

 YOSHIKIってバッハから影響を受けてたって知ってましたか? いや、私もうろ覚えの記憶で発言してるだけの輩なのですけどsweat02 奇遇なことに、私も中学時代にバッハの『ブランデンブルク協奏曲』にツボってから、今日までずっとバッハとワーグナー一筋なんです。生時さんには申し訳ないけれど、ベト5(「運命」のことだぉ?)もトルコも聴かないんですsign01 もう、ひたすらバッハ。バッハ以外はいらないって感じにバッハなの。なので、私にとってクラシックの9割はバッハとワーグナーshine 

 大学時代は授業中に「ブラ協」のスコアを開いて譜面を研究し、自動車教習所の待ち時間にフーガを書いていた私が選ぶバッハのベスト作品は『マタイ受難曲』BWV244の導入合唱ですcrown 高校時代は大フーガ(『幻想曲とフーガ ト短調』BWV542)の後半のフーガ部が一番好きでした。けれど、今はマタイの冒頭部の合唱に深い癒しを覚えるんです。魂が揺さぶられる感じなんです。一般的にもバッハの最高傑作とされている曲なのね。

 さて、ここでショックなお話なのですけど、高校時代、バッハ事典みたいなのを読んでいたら「小フーガは偽作である可能性が高い」という一文を見つけてしまったんです。うわー、教科書にも載ってるあの曲がバッハの曲じゃないなんてsign02 ちなみに「運命」もベートーヴェンが自分のおじいさんの作った主題をパクって大作化したものなんです。それを言ったらバッハの大フーガの主題もオマージュ的なパクリなのね……sweat02 ポップスでそれをやったらうるさくいわれるけど(私からすれ馬鹿馬鹿しい議論)、クラシックは主題の扱いが複雑で、その扱い方自体を作曲と呼ぶのだから、主題や動機をどう展開するか、それを示して見せること自体が一つの使命だと思うんです。全てのモチーフはお金とか権利とか個人の名誉の問題ではなくて、音楽全体の発展のための公共の財産だと思うんです。大衆化した音楽ほど逆にさもしいのが悲しいです……

 ちなみにバッハはお上品なクラシック作曲家などではなくて、かなりエキセントリックな人だったんです。教会の会衆が神さまにお祈りするためにバッハはオルガンを弾いていたのですけど、もうガンガンと即興演奏入れまくって「どこでどう歌えばいいのかわからないannoy」と信徒の人たちがキレちゃったんです。とにかく複雑だったらしい、彼の曲……sweat02 大衆に媚びずに自分のスタイルを貫くところが好きheart02 私も真似しなくっちゃsign01

 ケージなどもクラシックの系譜に含めていいとすれば、クラシックって最強に危ない音楽ジャンルだと思うんです。キレ方が違いますshine ポップスの人って、どんなにキレても結局は常識の範囲内に収まっちゃうんです、商業主義だから。キレてるクラシッカーはとことん真理を追求するので、下手すると演奏さえしてもらえないんです、曲。ポップスと違って、芸術音楽って可能性が無限だから、全世界を敵に回してでも自分を貫くキレた作曲家とか絶対にいると思うんです。ポップスって、定義からしてそれだと成り立たない存在だから。極論すれば「こうすればみんなが理解して感動するだろうな」っていう曲を直感的に作ってるだけなのかも知れない……おまけに作曲してる自分自身が「みんな」に含まれちゃってるから。だとすると、そこに何も新しい発見は存在しないような気がして。どんなに素敵な音楽でも、少なくともそれは芸術ではないと私は考えています。ただ、そうと知りつつ、そんな素敵な音楽を作り続けている人っているんです。それが無駄だと知りつつ、それでもその現実の生を受け入れて。結局、それが人間なのかな、と思いますconfident 

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2009年3月27日 (金)

りさこのピアコンの続きです☆

 みなさんへheart01

 machuさんちの娘さんも卒業を迎え、私の町もなんだか春めいてきた今日この頃ですけど、花冷えどころか吹雪に見舞われて山のほうは大変sweat02 でも、切るになると心がむずむずしてしまう私でした。ちょっぴりアンニュイな気持ちにさせられる今の季節が好きですheart02 

 さて、希さんも仏画で艶絵を描いてみたらどうかしら? 私は理趣経十七清浄句が好きなんです。それを具現化した仏画を描いてほしいですsign01 私も描こうとして挫折したんです、数年前に……weep 

 ピアノ協奏曲の続きができましたnotes

 生時さんからのご要望もあったので「じゃあ、作ってみようかな」と思い、ピアノと弦のための協奏曲』の修正版をアップしてみましたsign01 今回はちょっと音質が違うんです。入力方式が違うせいなのだけど、どのみちイメージスケッチの段階なので、あまり気にしないで下さいね。ちなみに前回は嬰ト短調(変イ短調)、今回は嬰イ短調(変ロ短調)という、最もむずかしい系の調で再現してみました(うっわ……sweat02)。自信のある人はピアノ部だけ演奏して私に送ってください、待ってるぉ~heart02

 さて、動画は某中核市の駅前ですsign01 前に交響詩のアンコールでも使ったね、この場所。そしたら星桜さんが知ってる場所で喜んでた(?)ので、今回も使ってみました。それはそうと、星桜さんの『八重山吹』が更新されてる……見なくっちゃshine テカ、今、リンク貼ったついでに読んじゃった、ついでに……

 前にも書きましたけれど、私が音楽を始めた動機って不純で、当時好きだった人が音楽系の部活に入っていたのがきっかけなんです。私は他人にできて自分にできないことがあるとムカついちゃう子だったので(うわーsign02)、いきなり音楽を始めちゃったんです。また、折り悪く(?)、なんか聴いちゃって、YOSHIKIに洗脳されちゃって……。もともと、私はクラシックばっかり聴いてたのね。といっても、そんなに詳しくなくて、モーツァルトとかは今でも嫌いだから聴かないのsweat02 親父の命令で大衆ウケするくだらない曲ばっか書いてたからかしら? 

 さて、ある日、私は何の予備知識もなくXの『Silent Jealousy』を聴いてしまったんです。弟の机の上に置いてあったので。それでツボってしまった……shine 初めて本格的に聴いたポップスが『Silent Jealousy』だったのが、その後の人生に影響しちゃったのね、きっと。そののち、大学進学の志望校欄に音大と書いてみたり、英詩を書き始めたりと、授業サボってピアノをガン弾きしたりと、YOSHIKI化現象が始まり……おかげでグラマーの授業ではよくみんなの前で超長い自作英作文を板書させられてました(それで私が英語得意人間だと錯覚した人、多数……sweat02

 もともと、私の高校って音楽が盛んで、今年度も吹奏楽と合唱が全国出場してるんです。教科書に載ってた偉い作曲家や小室事件で論評してた音楽評論家も輩出してるし……。もうバンドなんかも校内にウジャウジャあって。YOSHIKIドラムを完コピしてた子もいて、音大へ進学しましたshine ところが、なぜか私だけズブの素人dash それでグレちゃったのかしらねcrying そうしたわけで、実は私ってクラシックにもポップスにもめちゃくちゃ反発してるのね? みんなから認められているものを一人だけがんばって拒絶しているけなげな私でしたsign01

 曲の続きは出来次第、動画に編集してお届けするのでお楽しみにpaper なお、動画の拡大版こちらから。

| | コメント (10) | トラックバック (0)

2009年3月25日 (水)

りさこの「ピアノと弦のための協奏曲」

 WBC、終わったね

 なんとか日本が優勝して、これでmachuさんちにも平和が訪れる第2回ワールド・ベースボール・クラシコ(なんで最後だけスペイン語? Classico mundial de baisbol だったかしら)ですけれど、中島が非紳士的なプレーをしたと韓国で報道されてるってお話、みんな知ってる? 守備妨害とか走者に膝蹴りしたとか……。後者はともかく、前者はライブで見てた私も「うわー、やってる~」って思ったくらいだから(テカ、本当は暇なのか、私sign02)、疑惑になっちゃうのも無理はないのだけど、真相は一体……。もっとも、サッカーなら引っ張ったり殴ったりは平気だし……勝負事だから確信犯でできないといけないものなのかもsign02 でもでも、スポーツで勝負に徹しきれない私には無理……sweat02 でも、喧嘩ならやっちゃうからねannoy ちなみに、私によれば、6回以降、岩隈を引っ張りすぎたのがピンチの原因とされているのね。ダルじゃなくてね……。それに、3点目が入った時のゆるゆるのベンチを見て「そんなことじゃ追いつかれるぉ」って激怒してました、私annoy 韓国は不調なりきに真剣にやってるってゆーのにsign01 でも、同点で延長なら勝てるってわかっていたから、安心して見てました(ウソ)

 関係ないですけど、うちの弟はかつて岩隈のおうちのそばに住んでいたので、しばしばバッティングセンターで岩隈と遭遇してるんです。こう見えても、うちの弟も一応全国制覇shineしてるのよ、野球で(ただし、準硬式ですけどsweat02) ちなみに、他球団の誘いを蹴って、当時、海のものとも山のものともわからなかった楽天を選んだ岩隈のことがひそかに好きな私でしたheart02 

 いきなりピアノ協奏曲です

 本当は忙しいというのに、ついにやってしまいました、ピアコン……sweat02 いえ、もとはYOSHIKIドラムを再現したハイスパートナンバーを作ってたんです。でも、ロックのアレンジがめんどかったので、ピアノと弦とベースだけでずるして作ってたんです。もちろん、あからさまな違和感が……sweat02 そこでドラムとベースを抜いて、弦とピアノだけの協奏曲風にしてしまったんです。それをスケッチとして録音しておいたのですけど、それでも1時間ちょっとかかってしまいました。アレンジとかも適当だし、ちょっと音割れが入っていますが(例によって動画を投稿した先で劣化してしまうんです。元データはライン入力で雑音なしで録れているのに)、とりあえずは聴けると思いますので、暇つぶしにどうぞpaper まだコード自体もろくに決まっていない状態で録っちゃったので、進行がとても不安定なのだけど、その不自然さを意図的に使っていけばコンテンポラリーな雰囲気になるのかも。

 なお、「ピアコンではイッちゃった曲を作ります」って予告しておきながら、とてつもなく普通の曲を作ってしまい(多少ズレてはいるけど)、ウソついちゃいましたweep だって、もとはポップスを作る気だったんだもの。だから、ちょっと浮ついた曲調なのね。私の作ろうとしているピアコンはこんなのじゃないんです。もっとしっかりと一音一音が生きている曲なんです。けれど、たいがいの人には理解されないような曲なんです。それがちょっとだけさみしいのね……

 ちなみにより大きな画面で視聴できるオリジナルページはこちらですshine

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2009年3月23日 (月)

りさこの艶絵を拡大してみました!

 みなさんへ

 こんにちはpaper 最近、なぜか中国の人に漢文を教えている私です。中国の人も「現代の日本語とも中国語ともちがうね、むずかしいねsign01」っていうんです。漢文って古い中国語だから、それを見て意味が理解できる日本人って、ある意味ですごいのかも。高校でしっかり勉強することで、読もうと思えば周代の古典まで原文で読めちゃうわけだから(文字は楷書じゃなきゃ厳しいけども)。ちょっと時空を超えちゃってるね、日本の高校の漢文教育shine

 あと、machuさんYOSHIKIコメへのお返事もいつものとこだから、また読んでね。あと、最近、星桜さんがまた過酷な労働を強いられてるみたいなんです。お休みがとれてないみたいで心配……。

 艶絵を拡大してみると……

 希さん曰くの「艶絵」(色っぽくてつやつやした質感のCGのことなんだそうですheart02)こと『隅田両国今洛陽』をちょっと拡大してみました。この作品は、前にも説明したように教授の第二研究室の壁に飾る用に修正中なのですけれど、なにしろ古い作品なので、いろいろと不満な点も多いんです。まあ、ちょっと拡大図を見てみてpaper

   Sumida_002

 上の画像をクリックするとお洒落なフレームが出てきて拡大されるので、細部までご覧いただけますshine 希さんからのCGに関するご質問にはコメ返でお答えしておきましたけれど、使用しているソフトはフォトショップ4.0J(ふ、古い……)、着色は全部マウスさんでカチカチ……。原画はシャーペンでスケッチしたものをスキャナで取り込んだり、マウスでそのまま画面に書き込んだり、幾何学模様を組み合わせたりして作ったの。ハァ、マウスとかってある意味ですごいね、私……sweat02 

 さて、今ではありえないことなのですけど、当時の私は中途半端なリアル画にハマっていたんです。ちょっと濃い感じの作風ですよねsweat01 少し不自然な感じで、それでいて妙に江戸情緒たっぷりな摩訶不思議な絵とか描いてたんです。モチーフと技法の組み合わせをいろいろと試していたんです。例えば、裸婦をクラシックな油絵で描いても、ただの制度化された絵に見えてしまって、解釈の仕方までもが規定されてしまう感じがするんです。子供って、ああいう裸婦を見ると「エッチだsweat01」とかって自然に反応できるのだけど、大人って「あ、芸術ですね」で終わりなんです。ちょっとドキッとなるような絵を作ってみたくて、それで少しキッチュな取り合わせを試していたんです。

 なにぶん昔の絵なので、汗や水滴の浮き方なんかもちょっと偏っていて面白みに欠けるのですけど、あえて修正せずにオリジナルの配置をとどめています。修正すること自体は簡単なんです。なので、気分によっては修正してしまうかも。首から提げた掛け守りなんかも不自然に浮いてますけれど、そのへんがCGらしいということでご愛嬌scissors 顔と首から下の肌の感じがうまくマッチしてくれないのですけど、それは彩色の仕方に問題があるためなんです。印刷して違和感が大きければ修正しないといけないですよね。

 ほかに『梅暦深川巽女伊達』というシリーズ第2作もあるのですけれど、それはまた今度。同時期にまとめて制作された連作なんです。これも研究室に納品する予定ですshine

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年3月21日 (土)

交響詩「黄金の夜明け」アンコール

 みなさんへ

 いろいろとコメやメールを下さってありがとねheart04 全員分のお返事を書いておいたので、またコメ欄で探してみてくださいねsign01 久しぶりに希さんにもお会いできてよかった……happy01

 りさこの交響詩のアンコールです

 星桜さんはじめ、意外と「もうちょっと聴きたいshine」の声が多く寄せられた交響詩『黄金の夜明け』。ここしばらくのちょっとイッちゃったピアノ曲には見向きもしないのに、オーケストラだとみんな大喜びって一体……(星桜さんはちがうぉ?) オケを聴くと勇気や元気が出たり、興奮したりする人が多いみたい。どんどん元気になってねpaper

 というわけで、今日もハイライトを動画でお届けしますね。ですが、適当な動画がなかったので、かなり無理していろいろとつなぎ合わせてみたの。うーん、苦しい……sweat02 わかりやすい曲ってかえってイメージがむずかしいのね。この「わかりやすさ」が若い頃の私の特徴なんです。もう8年の前の曲なんです。みんなに理解できることがメジャーな芸術の条件だと思っていた愚かな私を許してください……weep 今じゃ、人にすごいと誉められて満足しているような芸術を頭から馬鹿にしている私でしたscissors ひどい奴だ、私……sweat01 なお、動画の拡大版こちらです。 

 今の私は重苦しい管弦楽オンリーの曲より、YOSHIKIみたいなピアノ協奏曲を作りたい気分なんです。ただし、内容はイッちゃってる可能性が高いけど……sweat02 あと、YOSHIKIがお父さんの自殺について初めて語った番組が19日に流れたね(リンク記事はSANSPO.COMより)。同じ境遇の遺児のための基金を作るんだって。私もいいことだと思うぉshine

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2009年3月19日 (木)

教授の研究室のアートを担当することになりました

 こんばんはsign01

 みなさん、いつもお世話様ですheart04 コメやメールをいただいている方へのお返事はいつものところにありますので、ちょっと煩雑ですけれど、またお暇な時にどうぞpaper

 教授の第二研究室へ行ってきました

 さて、今年度を限りに国立大学を退官する情報代数学の先生が、ひそかに隠れ家的な研究室を作っていたんです。それが第二研究室なのだけど、それは想像もつかないところにカムフラージュされて建てられていたんです。で、教授の車に乗せてもらって現地を案内してもらったんです。降りてびっくり、そこには予想外の空間が……sign02 どんなところかは企業秘密なので割愛させていただきますけれど、びっくらこいたぉ……heart02

 研究室に飾る絵を依頼されました

 さて、その隠れ家的スペースは薄暗くてとても落ち着く大人の空間なんです。仄かなLEDとアロマポットの光に包まれながら、いろいろとお仕事をしたり、ミーティングをしたりするところなのね。いろんな企業家や数学者が出入りして、宿泊もできるようになってるんです。さて、そこに大きな絵を飾りたいと先生が言うんです。よりによって私のを壁に連作として飾る計画なのだそう。そこで、カタログをもっていって、二枚のCGを選んでもらったんです。それを印刷屋さんに頼んで大きな紙にきれいに印刷してもらって、額に入れて……。その他、鰐部さんに飾っていただいているようなサイズの作品で別の壁を飾ったりと、いろいろと計画中なんです。

 こんな絵なの

 絵というかCGなのですけど、かなり昔に描いた若書きの作品なんです。先生が選んだのは『隅田両国今洛陽』と『梅暦深川巽女伊達』というなんとなく江戸な作品なのですけど、今日は『隅田両国今洛陽』を公開しますね。細かいところはこれからまだ修正しなければいけないと思うので、決定版ではないのですけど、私の専門とするヌードや人物画といった路線上にある作品です。とにかく若い頃の絵なので、いい加減きわまりないんです。大きなサイズにしたらヤバイかも……sweat02

   Sumida_001

 ネットで売られてる私の作品とはちょっと違う感じですよね? 2次元CG全開っていう感じの。それが情報工学の研究室にどうマッチするのか、まったく想像できなくて楽しみshine 先生曰く「まあ、いろんな人が出入りするので、今回はアブナイのは避けて……」 それでこの絵になっちゃったの。って、どれだけアブナイんだ、私のその他の絵さんたちsign02 

 正確にはどれくらいのサイズになるか、まだちょっとわからないのですけど、教授は創業支援でプリント関係の商品開発も指導してきた人なので、きっとどうにかやってくれるさとお気楽な私confident 先生のイメージでは、リトグラフ風なものとして飾りたいみたいなの。私としてもベターな線を模索中なのですけど、もとの絵がいい加減なので、修正に手間取ってしまって。また自分からお仕事を増やしてしまった私でしたsweat02

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2009年3月16日 (月)

りさこの交響詩「黄金の夜明け」

 みなさまへ

 こんにちはpaper 疲れてぶっ倒れちゃってる私です(ホントに)dash 鰐部さん、やっぱりあなただったのね、私の『青のヌード』を買ってしまったのは……。私のわけのわからない芸術信条に遠慮して謝っていただかなくても大丈夫ですので、お好きにお買いになっていただいて大丈夫です、安心して下さいねlovely またコメ返でお話しますね。

 machuさんもわざわざありがとねshine 不思議と『椅子の少女』って女性の方に人気みたいなんです。どうしてなのでしょう? あとは『紅葉』という絵がソフトで親しまれてるみたいなんです。星桜さんが「琴線に触れる」と言ってくれたのも『紅葉』なんです。実物はデジタル絵画なので、額に入れてモダンなインテリアとして飾れば鑑賞OKだと思います。じゃないと、ただの紙……(版画みたいなものといえばそれまでですけどsweat02) なお、ショウタくんの描いた凧も私は好きだなgood

 オロチ丸さん、メール出したけど気づきましたか? 遅くなっちゃってごめんなさい。他のみんなは元気かしら? 名古屋嬢の燈蒔さんとか、大学受験、どうなったのかな……。

 今日はフルオーケストラですsign01

 最近、いくぶん前衛的なピアノ曲を(それもわざわざスタインウェイで)公開して「りさこって実は適当に弾いてるだけじゃないの」ってゆー疑惑が浮上してる私。ちがうの、私は考えてやってるのannoy で、仕方がないのでもっと簡単な曲を見つけてきたのね。私がまだお子様だった頃に書いたオーケストラの交響詩黄金の夜明け』という作品なのだけど、よければ動画と一緒に聴いて下さいねheart04 お子様時代の曲なので、とってもシンプルで理解しやすいのが特徴なのねshine ですけど、動画として共有サイトに投稿したら画質はおろか音質まで悪化して部分的に音割れが入っちゃったのsweat01 人がせっかくそういうのを修正しながらトラックダウンしてるのに、どういうことなの、この仕打ちsign02 それはともかく、大きな画面のオリジナルページこちらですpaper YOSHIKIの影響で授業サボってピアノ弾いてた(YOSHIKIはやることだけはきちんとやってたから、私よりよい子だったのだけどsweat02)挙句、こんなんになっちゃった私からでしたsign01

| | コメント (12) | トラックバック (2)

2009年3月14日 (土)

また絵を売ってしまいました

 みなさまへ

 みなさん、いつもお世話様ですpaper コメとかいただいた方へはコメ返を入れておいたので、いつものところから見てみてくださいねsign01 あと、星桜さんからメールがloveletter 最近、またお休みがとれなくなっちゃったみたいで、大変らしいんです、星桜さん。テカ、そろそろ飽きられ始めて無視されかけてる私でしたweep(ホントかもsweat02) あと、オロチ丸さん、メールしてなくてごめん……sweat01 テカ、お仕事関係にもメールしてない私って最悪だね。疲れてついつい寝ちゃって……。

 絵を売ってしまった……

 前々から鰐部さんが気にかけていた『青のヌード』という絵が売れたみたいなんです。うーん、たぶん、鰐部さんだと思うのだけど、ちがいますか? もし鰐部さんだったら、ここでお礼を言わせていただきますね。もう一枚売ったところで報酬が振込まれてくる仕組みになっているので、そしたらユニセフにいくらか寄付しますねsign01 で、問題の絵はこんな感じなんです。クリックすると観賞用のフレームが開きますので、ぜひやってみて。

   Blue_nude  

 鰐部さんが「ペンキなの?」って言ってたのって、たぶん、青い部分のことだね。実物にはサインが入ってますけれど、たまに私ってサインを失敗しちゃうのねsweat01 

 見ての通り、左右不均衡な絵なのですけど、ちょっとしたデッサンをこんな感じで着色してみるのって結構おもしろいんです。どことなく未完成っぽかったり、失敗作っぽかったり……。「失敗作みたいな絵」をわざわざ描いてるんです。あえて絵を汚してみたり、下書きの線を残してみたり。制作の「過程」自体を作品にする人ってわりといるんです。私のは「過程」じゃなくて、あくまでも「完成品」なんです。途中で描くのをやめたり、描きかけのものを作品として提示してるわけじゃないんです。「過程」をわざわざ「完成」の位置にもってきてるんです。なので、精神的に時間を逆行してる感じがあるのね。「完成された絵」って、ただの「作品」なんです。それはモノとしての力を失っていて、額縁に閉じ込められた人工物って感じで。私は絵にモノ本来の力を与えるために、絵画化されていない素材そのものの部分を意図的に作り出しているんです。その第1号がこの絵なのね。他の作品についてはこちらのサイトでどうぞart

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2009年3月12日 (木)

りさこと東大のねこさんたち

 東大でねこさんたちとふれあいました

 みなさん、お忙しい中、本当にお疲れ様ですpaper 私も忙しくなってしまって、ほとんどお仕事が進んでいないんです。やりたいこともいろいろあって、それに手をつけられないストレスもたまってしまってweep そんな時こそ心のオアシスが大事だと思うのねshine

 ちなみに私のオアシスは東京大学なの。緑も豊かだし、建物もファンタスティックなので、学生じゃない方もぜひ訪ねてみてくださいねcar 私はそこでねこさんたちcat とふれあってきました。特に医学部の周辺と三四郎池のあたりに多いのね。懐徳館や池の周辺の木立の中に棲んでいるのかしら? 懐徳館は前田利為が明治天皇の行幸を仰ぐために建てたお屋敷がもとになっているので、 鰐部さんは必見だねsign01 ちなみに私のホーム図書館になっているN市立図書館のある場所にも明治天皇が来たのね。というより、うちの近所のお宅でも明治天皇が休息をとっていったのね。なんだか身近……。

 ちなみにオリジナル動画こちら。大きな画面でどうぞ。あと、爽さんの小説のキャラクターを悠久屋さんがイラストにしてくれた記事はこちらです。わー、すごーいshine

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009年3月10日 (火)

りさこのスタインウェイ第3楽章PV

 みなさんへ

 しばらくブログをお留守にしていてごめんなさい。ヘンな動画とか楽しみにしているマニアさんたちをがっかりさせちゃったねsweat01 でも、毎日欠かさずに動画をアップするのもネタ的に大変なの。だから許してね。

 鰐部さん、ブログ、拝見しました。鈴木晴信の浮世絵のコレクション、お見せいただいてありがとうございます。ところで、晴信と春信は同一人なのですか? 気になって調べてみたのだけれど、ネットだと一つの文書の中で両者が入り乱れて書かれているものもあって、非常にまぎらわしいサイトが多いんですannoy というわけで、同一人物として書かれているものもあれば、晴信だけ、春信だけという書き口もあって、とっても気になるの……。お顔は春信風ですねshine また鰐部さんのブログへのコメントで思いついたことなどをお話しますね。あと、今上陛下を敬愛されているのですねshine ぜひ、YOSHIKI天皇陛下在位十周年奉祝曲『Anniversary』を聴いてみてください。陛下そっちのけで自分の世界に入ってる気もするけど、盛り上がりましたgood

 生時さん、こんにちは。温泉、行けるといいですね。湯治で快復するようなご病気じゃないかもだけど、きっと精神的にも癒されると思うからshine 生時さんのところからだと、長島温泉とか下呂温泉とか? 生時さんも『Anniversary』をYouTubeとかでどうぞsign01 前に「派手すぎて好きじゃない」とか書いておきながら無責任ですけど……sweat02

 スタインウェイによる第三楽章のPVです

 実はスタインウェイ・アーティストだった私、毎度のことながら1134万円もするB-211をガン弾きして前衛的な曲ばっか作っちゃって……サンプルを悠久屋さんに聴いてもらったら「いつもの流れるような曲のほうが好き」ってものすごい不評でしたsweat02 でもでも、今回のは全体で4分くらいなのだけど、実は、無調の中に調性的概念を導入して、転調まがいのことをしてるのね。でも、今日の動画は30秒しかない先行配信PVなので、そのへんはよくわからないのだけど。また、私っていろんな前衛芸術を統合した新しい前衛的クラシックを作りたいのね。だから、モデルのMaria de Stellaのウォーキング映像を曲に合わせてみたの。そしたら、なんだかドキッとなるミュージックビデオになっちゃったheart02 ちょっとオロチ丸さんは注意(見てたら)danger ちなみに大きな映像のオリジナル動画ここ

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2009年3月 7日 (土)

りさこと山の温泉

 山の温泉へ行ってきましたspa

 実は私、温泉が大好きなんですshine そんなわけで、お友だちと一緒に山の温泉へ行ってきました。machuさんがスノボへ行く途中にある、例の「赤い橋」から10分くらいのところに、地元のお年寄りたちが集まる小さな温泉があるんです。今日はそんな動画をお届けしますね。ちなみに拡大動画こちらからご覧いただけます。

 私とご近所さんの星桜さんなら知ってるかも。星桜さんも温泉が好きみたいだからheart01 それにしても、最近、星桜さんがお休みがとれなくて疲れきっちゃってるらしいんです。りさこのレストランでスピリチュアルなお料理を食べて元気になってくださいsign01

 さて、ここの温泉、平日だととても静かでいい所なの。入口のホールを抜けると細い渡り廊下になっていて、くすんだようなオレンジ色の照明が心地いいんです。なんとなくノスタルジックな気持ちになって……。ふと横を見ると、ガランとしたトレーニングルームがあるんです。健康器具がいろいろと置いてあって、お年寄りたちの体力づくりの場所になってるんです。使用する時だけ電気をつけるので、誰もいない時は真っ暗。なんだか、この世に私たちだけ取り残されちゃったような、そんな雰囲気に……ドキドキheart02

 廊下の先に浴場の入口がありました。入ると普通の脱衣所が……。ここも節電してるから真っ暗なんです。そこでお洋服を脱いで、浴場の引き戸を開けると、そこは全面ガラス張りになってましたsign01 外から完全に丸見えsign02 ちょっとだけ興奮しながら、湯船につかると、ほのかに硫黄の匂いがshine 次第にリラックスして、仰向けに湯船に浮いちゃう私、完全に温泉独り占め状態ですsweat01 他にお友だちしかいなかったから、やりたい放題……ごめんなさいsweat02 なお、絶妙な位置に生垣があるので、外から丸見えのようでいて実は見えないようになってるのね。もちろん、覗こうと思えばその限りではありませんけれど……sweat02

 X JAPANキティが出ましたshine

 朝、みのさんのニュースを見ていたら、なんでもX JAPANキティちゃんが発売されたそうなlovely 世界制覇に向けて手を組んじゃったんだね、キティと。その時のみののコメント「えっ、ってもう世界制覇しちゃったんじゃないの?」……って、まだですsign03 これからアメリカやパリでも公演する予定なのよ……sweat01

 では、次回もまたプライベート動画をアップする予定です。お楽しみにpaper

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2009年3月 5日 (木)

りさこのレストラン

 みなさんへ

 鰐部さん、いつもコメ、ありがとねpaper ちなみに、ご自宅には他にどんな美術品があるのですか? よければまた見せてくださいsign01 machuさん叶恭子コスメで白くなってよかったですねshine どれだけ白くなったのか見てみたい……。あと、星桜さんが最近ちょっとなんだか心配……大丈夫ですか? ちなみに、星桜さんが写真に撮ってくれた風車、火曜日に見てきましたsign01 ふーん、あんなところにあったなんて意外……。あと、爽さんのブログ通信簿、面白かったhappy01

 りさこのレストラン

 今日は、私が前のお仕事をしていた頃によく通っていたタイ料理のお店を紹介しますね。でも、私のような奴が通っていたと知れたら世間様からどんな目で見られるかわからないので、店名の公表は控えさせていただきますね(なにそれsweat02

 そのお店の裏はすぐ県内随一の繁華街になっているのね。machuさんがその周辺の動画を見て「怖い~」って言ってたところ。machuさん、閉所心霊の恐怖症だから……sweat02 でも、このお店は大丈夫だからねshine 清らかなハーブさんと不思議な香草さんとかお野菜とか(香辛料みたいな味がするのね)が盛りだくさんで、心の体もきれいになれるお店なんですheart04 行くと最初にレモングラスのお茶が出てくるんです。前職の頃、ボロボロに疲れた私を癒してくれた大事なお店だったんです。その頃は奥の個室でタイ古式マッサージもしてくれて……。でも、マッサージの人、今度はインドに行っちゃったんだって(ええーっ、なんでーっsign02

 さて、久しぶりに食べたのはゲンキョウワーンといふタイのグリーン・カレー。初めて食べたのもこのお料理でした。久しぶりに食べたけど、本当に美味しいの。辛いけど濃くないんです。すごく軽くて清らかで。それに物質的な辛さというよりも、精神的な辛さなんです。魂に響いてくる感じheart02 本当に嫌なものを洗い流してくれるお料理なのねshine そんなランチが1,050円で食べられるの。私にとってはけっこう大金だけれど、それでもちょくちょく通ってたのね、前の職場では。本当にしんどかったから……weep そんな私の昼間の隠れ家のお話でしたconfident

 なお、オリジナル動画の場所はここ拡大版で見れるからねsign01

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2009年3月 4日 (水)

教授室からこんな本を借りてきました

 みなさまへ

 こんにちはpaper 2、3日、ブログをお留守にしていてごめんなさいsweat01 ちょっとお友だちが来ていたりして、いろいろと忙しかったんです。それで、そのお友だちをいつもの某国立大学の先生に紹介したり、某国立大学の教育学部美術教育分野絵画研究室の絵画展に行ったり……いろいろと楽しいことがあったのね。そこで得たインスピレーションをもとに、これからもがんばってくねsign01 あと、生時さん鰐部さんブログに出入していてマヂおどろいたsign03 仲良くして下さいねshine 鰐部さんのコメに対するお返事、また書くからちょっと待ってて下さいねsweat01

 教授室にあった本さん

 さて、今日も教授といつものようなお話をしていたのだけど、ついでにこんな本をお借りしてきました。

   Bohm

 暗在系 The Implicate Order 理論で有名なD.ボームの『現代物理学における因果性と偶然性』(1969)です。ヒッピーさんたちに影響を与えたことでも知られるニューサイエンスの旗手でもあった人なのね。私も大学時代にボームのちょっとした講演論文を読んで影響を受けたことがあったのね。この人、のちに共産主義者の疑いをかけられて非米活動委員会に呼び出されて、50年代早々にプリンストン大学を追われちゃったんです。

 そしたら、後にボームの影響を受けたプリンストン大学を中心とする匿名の学者たちがアメリカン・グノーシスと呼ばれる結社を作っちゃって、新しい宇宙哲学をぶちあげちゃったんですsign01 ある意味で彼らは科学的宗教を創ろうとしていたみたいなのね。でも、彼らはボームがちょっと東洋かぶれしていたのが気に入らず、西洋独自の汎神論的伝統に回帰し、独自の科学=宗教的真理を追究し始めました。うっかりするとカバラみたいなことを言い出しそうな雰囲気さえ漂ってるのだけど、アメリカの中枢にも隠れた信奉者がいて……という噂があったのね。けど、アメリカで研究者をしている高校時代の同級生のS博士に訊いたら「ぜんぜん知らない」って言ってましたsweat02 たしか、ルイ・ポーウェルが『神秘学大全――魔術師が未来の扉を開く』 Le matin des magiciens の中でこの結社についてわずかに触れ、擁護していた記憶があるんです。ちょっと変わった人だから、ポーウェルって。

 「私はアメリカン・グノーシス派に属してます」っていう人、いたらご連絡、まってますheart02

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年3月 1日 (日)

りさこのおすすめ音楽~ピアノ協奏曲『シナファイ』

 みなさんへ

 machuさんXの『Tears』の歌詞の件、あれからどうなりましたか? 最終的にはYOSHIKIに訊いてsign01 って感じですよねshine 私の世界を語りまくっちゃってごめんなさい……sweat01

 鰐部さん、コメ、ありがとうございましたpaper いろいろ書いておいたので、またどうぞsign01 ぜひともご自宅を隠れ家的な美術館にして下さいねheart04 いつか本物の私立美術館ができるといいのだけれど……がんばってgood 

 クセナキス『シナファイ』を聴く

 スタインウェイB-211を使用してレコーディングしたりさこのインプロヴィゼーション第3楽章ですけれど、公開はもうちょっと待ってくださいsign01 なんとかマスターボリュームをあげたのですけど、どうしてもノイズが取れなくて……sweat02 動画と組み合わせて公開するので、もとからノイズだらけなのですけど、曲だけのデータも作っているので、できるだけノイズは取りたいの。そんなわけで編集中ですshine

 さて、最近のりさこの曲ってちょっと「なにこれ?」って感じなのね。昔は普通の曲だったのに。でも、現代音楽という範疇で聴けば、ぜんぜん普通なんです、これ。ただつまらないというだけで。構造的な面がちょっと弱いので、ちょっと雑音ぽく聴こえちゃうのが残念なのだけど、よーく聴くと見えてくる部分があるんです。武満徹がこんなこと言ってました。

 まず、聴くという素朴な行為に徹すること。やがて、音自身がのぞむところを理解することができるだろう。

(武満徹「ノヴェンバー・ステップス」ライナーノートより)

 これ、私の音楽を理解する上で大切なの。だって、弾いてる私自身が10回くらい録音を聴かないと曲の意味がわからないんだもの。それだと商業主義の人からは怒られるんです。実際、私がある曲の終止形を意図的に不完全終止にしたら、「この場合の低音は主音で終わらないと不安定です」っていう、すんごいくだらない批評が返ってきたのね? 私、「わざとですannoy」って言っちゃいました。音楽って自然なものじゃないんです。ある特殊な構造の中で初めて理解される不自由なものなんです。だから、明治時代の政府高官が海外視察の時に西洋のクラシックを聴いた時も「ぜんぶ同じに聴こえる」くらいな感想しかなかったのね。だから、最初に前提となる構造ありきなんです。未知の構造や、慣れていない構造、または構造のない音楽などを最初から締め出してしまうんです、人間の先入観が。だから、プロほどありきたりなことを言うのね。自分たちのやってる音楽のフレームに嵌め込もうとするんです。音を純粋に聴いているのではなく、脳が既存の構造を追ってるだけなの。

 さて、今日ご紹介するのは、りさこの曲よりはちゃんとした構造をもっているっぽいクセナキスのピアノ協奏曲『シナファイ』ですshine 最強の難曲という伝説がある現代音楽なの。YouTube動画でお届けするのは、京都市交響楽団による演奏で、ピアノは京大出身の(中退ですけどsweat02)天才素人ピアニスト・大井浩明です(この人、すごいlovely) 

 なお、YouTubeに寄せられたとある英文コメントによれば、「一番のお気に入りパートは指揮者heart04」というのがありました。シューベルトの「未完成」を振るアバドに萌えてたmachuさんにはぜひお勧めsign01 あと、彼が弾いてるピアノ、スタインウェイだって気づいた?

| | コメント (5) | トラックバック (1)

« 2009年2月 | トップページ | 2009年4月 »